System configuration
伝送ライン | : | 2芯(200m以内&→線径0.75mm2以上) (200mを超える →線径1.25mm2) |
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電源ライン | : | 2芯(伝送ラインと組の一括給電、ローカル給電が可能) |
伝送距離 | : | 50m,200m,1km,3km(総延長) |
伝送点数 | : | 入出力 各512点(最大) |
接続台数 | : | 128台(最大点数以内であること) |
配線形態 | : | マルチドロップ、T型、スター型、ツリー型(分岐段数10段以内を目安) |
接続は、伝送ライン(D,G)にターミナルを接続し電源を供給するだけです。
伝送設定は、各ターミナルにあるスイッチで「アドレス」「速度」を設定するだけです。
アドレスは、入力と出力それぞれ独立して設定します。 →詳細は「アドレス設定について」の項目参照
アドレスと関係なく接続配置できます。
分岐しても断線検出ができます。
DB A20 series基本伝送仕様
項 目 | 内 容 |
---|---|
実効データ伝送速度 | 240.2kbps/512点(伝送クロック:125kHz時) |
伝送方式 | 全2重トータルフレーム・サイクリック方式 |
同期方式 | フレーム/ビット同期方式 |
データ長/ フレーム | 1bit~512bit |
接続形態 | バス形式(マルチドロップ方式、T分岐方式、スター方式、ツリー方式) |
伝送プロトコル | 専用プロトコル(AnyWire Busプロトコル) |
誤り制御 | 2重照合方式 |
最大接続I/O 点数 注1) | 1024点(IN512点+OUT512点) |
最大接続台数 | 128台 (1km以下:128台、2km以下:64台、3km以下:32台) |
最大サイクルタイム 注2) | [0.7ms/128点] [1.2ms/256点] [2.2ms/512点] [4.3ms/1024点] |
RAS 機能 | 分岐断線検出、伝送ライン短絡検出 |
伝送距離(総延長) | [50m/125kHz] [200m/31.3kHz] [1km/7.8kHz] [3km/2kHz] |
伝送用ケーブル 注3) | ケーブルフリー |
・総延長200mまで | |
汎用(VCTF)2芯/0.75mm2~1.25mm2(D,Gのみ) | |
その他汎用電線2芯/0.75mm2~1.25mm2(D,Gのみ) | |
専用フラットケーブル0.75mm2(D,G,24V,0V) | |
・総延長200mを超える場合 | |
汎用(VCTF)2芯/0.9mm2~1.25mm2(D,Gのみ) |
注1):マスタユニットにより伝送可能な最大点数が異なります。
注2): 表記点数は、IN、OUT合計の代表例です。マスタユニットにより実際のサイクルタイムは変動します。
注3): 4芯ケーブルでDC24V電源も一括で供給する場合は、伝送ラインの総延長とは別に消費電流による電圧降下を考慮する必要があります。
アドレス設定について
AnyWire DB A20 seriesのシステムでは、リモートユニット(各種ターミナル)のアドレス設定が「10進数」「2bit単位」になっています。
アドレスは個々のリモートユニットの先頭アドレスをDIP SW(ディップスイッチ)で設定します。
入出力それぞれ別系統の扱いになりますので、入力が最大で「0~511」、出力も同じく最大で「0~511」の範囲※で設定が可能で、その際ターミナルの接続の順番に関係なく自由にアドレスを割り当てることが出来ますので、増設や改造などの際に配線の取り回しを見直したり、最遠端からわざわざ配線を引き回してくる必要はありません。
※最大点数はマスタの仕様や設定により変動します。詳細は各マスタユニットのユーザーズマニュアルをご覧ください。
※アナログターミナルは設定により占有数が変動します。
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