アドレスの仕組み
エニイワイヤのポカよけターミナルは、個々のターミナルの先頭アドレスを設定することにより上位のコントローラにそのターミナルの存在を知らせます。アドレスは10進数で表記され、1bit単位で設定出来ます。
※最大点数はシステム構成により変動します。詳細はお問い合わせください。
以下に、いくつかの種類のポカよけターミナルを混在させた場合の設定例を図示します。
最初のターミナルのアドレスは「0」です。そして、次のターミナルのアドレスは原則的に
「直前のターミナルのアドレス設定値」+「直前のターミナルの占有点数(入出力の数字の大きい方)」
となり、順次占有点数分の値を足していく形になります。占有点数はターミナルによって異なりますので、各製品の紹介ページでご確認ください。
アドレス設定値は接続順である必要はありません。改造や増設などで接続順が入れ替わっても、重複なくアドレスが設定されていれば動作します。また、必ずしも詰めて設定する必要もありません。点数に余裕があり、将来的な増設等が見込まれる場合には、アドレスを飛ばして設定することも可能です。
アドレスライタによるアドレス設定
アドレスは、アドレスライタを使用して、非接触でアドレスを読み書きして設定します。
アドレスライタ ARW-04
狭小箇所でARW-04をかざしにくい場合は、
別売りのリモートヘッドをお使いください。
(型式:ARW-RH)
各部の名称
アドレス設定、確認時の姿勢目安
- 〔操作のイメージ〕
アドレス設定をする際には以下の点にご注意ください。
- ◇ アドレスライタによるアドレス設定の操作は、ポカよけターミナルに伝送信号と電源を供給した状態で行い、設定完了後電源をリセットして設定を反映させてください。
ダイレクトライトモードで変更を行うと、変更内容が即時反映され予期せぬ動作をすることがありますので、ご注意ください。 - ◇ 詳細はマニュアルをご確認ください。
▲ ページTOPへ