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サポート&ダウンロード

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AnyWire 省配線全般

Q01:省配線とは?
A01:一般的に省配線(Wiring saving)とは、配線材のコストと配線時間を短縮する目的で使用される配線システムです。この配線システムは、従来の制御機器(コントローラ)と入出力機器(I/Oデバイス)を1対1のケーブルであらかじめ既製で作られた多芯ケーブルを使用して配線工数を削減するもの、また制御機器と入出力機器間の接続を1本のケーブルで実現する配線システムに分かれます。AnyWireシステムは、後者の省配線(Wiring saving)システムに属します。
Q02:AnyWireBusを使用するメリットは?
A02:高性能なAnyWireBus製品が使用でき、低速クロックでも高速な通信が実現できます。またデュアルバス機能を使用できるメリットがあります。
Q03:AnyWireBusの位置づけは?
A03:AnyWireBusは、フィールドネットワークの最下位層に位置するセンサバスとして定義されます。センサバスは、少点数信号をネットワーク化するバスシステムですが、AnyWireBus は他のバスが不得意とする1~2点信号も効率よく伝送します。また他のバスは省配線(Wiring saving)の分岐制限があり、このことが現場の盤内省配線(Wiring saving)や装置内の配線、盤外省配線(Wiring saving)敷設時に不便をもたらしています。AnyWireBusは制限の少ない省配線として現場の方に高い評価を受けています。
Q04:AnyWireBusの特徴は?
A04:低速クロックにもかかわらず高い伝送効率で、伝送遅れ時間を短くし高速な応答が可能なバスシステムです。この低速クロックは、柔軟な伝送メディアの選択を可能にし、汎用電線、汎用ロボットケーブル、スリップリング等も使用できます。
Q05:デュアルバスとは?
A05:AnyWireBusで採用された伝送方式です。デュアルバスは、ディスクリート制御に使用されるビット信号とプロセスで使用されるアナログ信号を同時に、しかも排他的に1対の信号線で伝送します。従って、リアルタイムなI/O制御とデータ量が多いプロセス制御、情報データ制御を統合可能です。
Q06:半2重と全2重の違いは?
A06:受信と送信が片方向ずつの半2重通信(Half Duplex)に対して、受信と送信を同時に行なうことで、既存のケーブル上で実質2倍の伝送速度を実現するのが全2重通信(Full Duplex)です。
Q07:全4重の意味は?
A07:一般的な伝送において、半2重と全2重という言葉が使用されていますが、AnyWireBusでは、1クロックで独立した送信と受信2系統の全2重伝送が可能となりました。
全4重モードでは全2重で動作するBit-Busと全2重で動作するWord-Busが使用されます。そのため、エニイワイヤ社ではこれまでにはなかった「全4重」という言葉を用いています。
Q08:実効伝送速度と応答時間は?
A08:実効伝送速度は、実際に信号を伝えるバスの伝送速度です。伝送クロックが速くても実効伝送速度が遅いものは、伝送応答は遅くなります。一般的なネットワークは、伝送クロック速度に対して、実効伝送速度は10%以下です。AnyWireBus DBシリーズは伝送クロック速度に対して、実効伝送速度は370%と驚異的数値です。従って、伝送クロックが低くても高速応答できる秘密はここにあります。
Q09:どんなアプリケーションで使用されていますか?
A09:液晶・半導体製造設備および装置、自動車生産設備、シールドマシン、化学プラント、自動倉庫、立体駐車場、機械装置など、設備・装置内の省配線や製造ライン、盤内外などあらゆるオートメーションフィールドで使用されています。ノイズに強い特長を持ち、自動車製造ラインの溶接ロボットシステムに多くの実績を上げています。最近では、Web監視ソフトとの連携にて、温度管理、空調管理などのアナログ計装監視システム、電力監視システム、ITサーバ監視システムなどにも適用範囲が広がってきています。
Q10:どんなコントローラに対応していますか?
A10:各種PLC、ISA/PCIなどのパソコン、VMEおよびCC-Link、DeviceNet、MECHATROLINKなどのオープンフィールドバス、そして一般的なEthernetに対応し、柔軟なシステム構成が実現できます。
Q11:どんなスレーブ機器がつながりますか?
A11:センサ/アクチュエータ用のデジタル入出力ターミナル、アナログ入出力、温度センサ入力、空圧機器、電力マルチメータなど様々なユニットが接続できます。
Q12:設置方法は?
A12:ねじ取り付けまたはDINレール取り付け型など様々な設置方法が可能です。
Q13:アドレス設定方法は?ノード設定は必要ないのですか?
A13:標準的なスレーブは、ディップスイッチにてスレーブの先頭アドレスを設定します。製品によってはアドレスライタで設定するものもあります。従って、ノードという概念はありません。
Q14:使用電源は特殊ですか?
A14:一般的なDC24V安定化電源を使用できます。
Q15:モジュール(スレーブ用)電源とI/O負荷用電源の分離は?
A15:可能です。
Q16:接続できる機器の最大台数は?
A16:最大128台です。
Q17:接続可能な最大I/O点数は?
A17:デュアルバス機能を使用した全4重モードでは、デジタル入出力最大512点(入力256点+出力256点)とアナログ入出力128ワード(入力64ワード+出力64ワード)です。従ってこの場合、合計2560点の最大I/O点数となります。
他に、デジタル入出力最大1024点(入力512点+出力512点)というシリーズや、デジタル入出力のみ最大512点(入力256点+出力256点)というシリーズもあります。
Q18:最大伝送距離は?
A18:全4重モードでは伝送クロックが7.8kHzの場合、最大で1kmまでの伝送が可能です。
その他、最大でそれぞれ50m、200m、3kmのシリーズもあります。
Q19:ケーブルはどんな種類が使えますか?
A19:汎用電線、キャプタイヤケーブル、フラットケーブル、汎用ロボットケーブルなどが使用できます。但し、伝送距離が200m以内の場合は0.75~1.25sq、200mを超える場合は1.25sqをご使用下さい。
Q20:ターミネータ(終端抵抗)は必要ですか?
A20:AnyWire省配線システムのターミネータは単なる抵抗ではなく伝送波形を整形する機能を持っています。各製品シリーズごとに専用のターミネータ(波形整形モジュール)を必ずお使い下さい。
Q21:TCP/IPに対応する機器は?
A21:Ethernetゲートウェイおよびゲートサーバが対応します。産業用プロトコルとしては、汎用性が高いModbusTCP、Ethernet/IPなどに対応しています。
Q22:セグメントあたりの最大電流容量は?
A22:マスタ側から4芯ケーブルでスレーブ用電源と信号を一括給電する場合、センサや電磁弁など負荷用を含めて計算する必要があります。許容電流制限として、マスタユニット許容電流(2A)、専用フラットケーブル許容電流(5A)、圧接コネクタ許容電流(5A)、許容ケーブル長電圧降下許容電流(計算値)があります。
詳しくはマニュアルをご参照いただくか、お問い合わせ下さい。
Q23:ネットワーク異常時の診断は?
A23:アドレス自動認識コードにより、スレーブの接続状態が常に監視されています。スレーブユニットの断線検知を行っています。
Q24:伝送方式は?マスタ/スレーブ方式?
A24:マスタ/スレーブ方式を採用したトータルフレームで伝送されます。
Q25:誤り検出方法は?
A25:伝送エラー検出には2重照合方式を採用し、ノイズに強い伝送を実現できます。
Q26:AS-iとAnyWireBusの違いは?
A26:どちらのBusシステムもセンサBusの階層に属します。AS-iでは、AS-i専用の30V電源が必要で専用のフラットケーブルを使用してマスタとスレーブを接続します。どちらも伝送方式はマスタ/スレーブ方式ですが、AnyWireBusはAS-iより高速な応答が実現できます。
また専用ケーブルや、専用電源を必要としないため安価なシステム構築が可能です。AnyWireBus DBシリーズではデュアルバス機能を、BittyシリーズではAS-Iと同じ電源重畳方式(電源とデータを2線で同時伝送する方式)を、安価で実現します。
Q27:ディスクリート制御だけの使用ですか?
A27:AnyWireBusのデュアルバス機能を使用すれば、プロセス制御などで使用されるアナログ信号を高速に伝送できます。
Q28:I/Oはシンク/ソースに対応しますか?
A28:NPNトランジスタ対応です。製品によってはPNPトランジスタにも対応しています。
Q29:使用できるセンサは?
A29:国内で販売されているほとんどの2/3線式センサが使用できます。2線式センサは、自己ドライブが3mA以下のものとなります。
Q30:プロセス用アナログデータの伝送もできますか?
A30:AnyWire-DBシステムは、アナログデータ伝送をも得意とします。圧力、温度、重量などの標準的なアナログ信号形態である、DC4-20mA、1-5VDC、0-5VDC 0-10VDCが伝送できます。
Q31:温度やパルス入力などへの対応は?
A31:対応しています。測温抵抗体PT 及び K熱電対タイプ、サーミスタ、半導体センサが対応しています。
Q32:保護環境仕様が厳しいモジュールはありますか?
A32:IP61(防滴仕様)またはIP64(防沫仕様)等が選択できるシリーズがあります。
Q33:CE/ULマークへの対応は?
A33:製品ごとに異なりますので、お手数ですが個別にお問い合わせ下さい。
Q34:一般的な機器の使用温度範囲は?
A34:一般的なユニットは0~55℃で使用できます。
Q35:メンテナンスは簡単?故障診断は?
A35:簡単です。リモート診断はマスタ側のメモリ内にあるエラーフラグにより検知でき、ローカル診断にはスレーブ側のステータスLEDで確認することが可能で、現場での迅速な対応ができます。
Q36:保証期間は?
A36:一般的にご購入後1年間です。

AnyWireASLINK systemについて

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